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アーカイブス 8月, 2009
2009-08-31T14:59:59Z
・狐媚記

先日、新宿のオペラシティ アートギャラリーで開催(~9月27日)されている鴻池朋子の集大成的な現代アート展覧会「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」を見てきた。鴻池の妄想による神話体系。会場に漂う濃密な妖気に圧倒された。私はたまたま他の鑑賞者がほとんどいなかったため、この展覧会で大切な密室感や静寂さをフルに味わえた。空いている時間帯に鑑賞することを強くおすすめする。
・鴻池朋子 展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人
http://www.operacity.jp/ag/exh108/

この狐媚記の世界観も出展作品のモチーフのひとつとして取り入れられている。私は展覧会を見た後ミュージアムショップで見つけた。読んでから見ると一層良いと思う。
「北の方が狐の子を産みおとしてしまったという事実が知れわたったとき、左少将の屋敷内のものはことごとく茫然自失して、発すべきことばもなかった。」
人とそうでないものの境界に棲む魔を描いた澁澤龍彦の怪異小説に、アーティスト 鴻池朋子が挿絵をつけた合作。現代アートと澁澤の融合で独特のホラー・ドラコニア少女小説集成の中でもイチオシの出来。鴻池の表現の持つケモノ感がはまっている。
澁澤のあとがきにかえた解説「存在の不安」も単なる作品説明ではなくて、読み応えのあるエロス論となっている。
「プラトンによると、原初の人間は両性具有であって、その容姿は球形であった。ところが傲慢な人間どもが神々に逆らって、天上へ攻めのぼろうとしたので、ゼウスが怒って彼らの身体を二つに切断してしまった。 それ以来、人間は元の姿が二つに断ち切られてしまったので、それぞれ自分の半身を求めて、ふたたび一身同体になろうと熱望するようになった、というのである。この古い神話は、じつに貴重な示唆をふくんでいる。エロスの働きは、この二つに分離した男と女を、ふたたび一つに結合させようとする、失われた統一への郷愁なのである。たぶん、人間の最も深い欲求は、この分離を何とかして克服し、存在の宿命的な孤独地獄から逃れようという欲求なのであろう。」
小説を読んで展覧会を見ると相乗効果。澁澤も鴻池も凄いな。
・うつろ舟―渋澤龍彦コレクション
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/05/post-993.html
カテゴリ| ニュース, 引用:えいめセレクション
2009-08-31T14:57:44+09:00
民主党の圧勝は、予想以上に大きな変化をもたらすかもしれない。ここまで大差になれば、参議院のねじれも自民党からの鞍替えや公明党の「中立化」によって解決でき、実質的に民主党単独政権になる可能性がある。そうなれば、小沢一郎氏の悲願だった「強い与党」として、思い切った改革もできよう。特に重要なのは、民主党がマニフェストにかかげた「官僚主導の政治の打破」である。
その試金石は、すぐやってくる。来年度予算の編成だ。例年なら、きょう概算要求が出そろって省庁間の話し合いも7割ぐらいついているが、今年は民主党が「国家戦略局」によってゼロベースで見直すとしているので、各省庁とも骨格しか出していない。新組織は「戦略室」として発足を急ぐそうだが、スタッフの人事が完了するには、どう急いでも1ヶ月はかかる。正味3ヶ月で一般会計+特別会計の200兆円をゼロから見直すのは、現実には無理だろう。細川政権のときも、政権が成立したのは8月だったが、翌年度の予算はほとんど手つかずで、「国民福祉税」など、かえって大蔵省主導が強まった。
大事なのは、国家戦略局の制度設計である。私がこれまで民主党の政策決定を外野でみていて危惧するのは、自前主義が強くて専門家の意見をあまりきかないことだ。数ヶ月前に、私が「民主党の政策には成長戦略が欠けている」と政調会長も出席した勉強会で指摘したのに、きいてくれなかった。選挙戦に入ってから自民党に指摘されて、あわててマニフェストを修正する始末だ。
このように専門家を軽視する自前主義は、霞ヶ関とよく似ている。官僚が審議会の委員に選ぶのは、自分たちのいうことをきく御用学者だけで、結論も役所が用意する。霞ヶ関が日本最高のシンクタンクだと信じているからだ。民主党内でも、自前のシンクタンクをつくろうという話があったが、小沢一郎氏は「政権を取ったら霞ヶ関を使えばよい」として自前主義を続けてきた。
たしかに個々の官僚は優秀だし、清潔だ。しかし組織になると、自己保存本能が強く働き、権限や予算を拡大した者が出世する。それをチェックしようとしても、政策が法律によってスパゲティ状にコード化され、省庁間で合意形成されているため、その内部構造を理解しないと手がつけられない。結果的に法案化作業はブラックボックスになり、自民党の政治家はペラ1枚だけみてOKを出し、官僚は実装の段階で省益を最大化するようにコーディングしてきた。英米型のシステムでは議員の政策を議会事務局が法案化するが、日本では法案化が官僚機構に丸投げされているため、立法機能が実質的に行政と垂直統合され、政策の中身まで官僚に囲い込まれているのだ。
これはゼネコン構造とよく似ている。きのうネットラジオ中継で、ITゼネコン出身の田端信太郎氏が「設計段階から丸投げされたら、自社のシステムでないと動かないように設計するのは当たり前だ」といっていた(*)。システムの設計を独自規格で囲い込み、アプリケーションも同じ会社でないと開発できないようにして末永くもうけるのが優秀な営業だ。この構造を変えないまま政治家を霞ヶ関に100人送り込んでも、今の副大臣や政務官のように「お客さん」になるだけである。
ITゼネコンが役所を食い物にするのは、官僚が専門知識をもっていないからだ。同じように官僚が政治家を食い物にしてきたのも、政治家が地元利益にしか関心のない素人だからである。「政治主導」を実現するには、自前主義を捨てて国家戦略局に外部の専門家を入れ、各省庁の法令担当を戦略局に集めて議会事務局のような機能をもたせる必要がある。民主党には「日本版ケネディスクール」をつくって自前の政策スタッフを養成しようという構想もあるようだが、そこでも法案化の訓練が重要だ。このようにして立法と行政を水平分離することが、官僚主導を打破する第一歩である。
(*)田端氏によれば、このテクニックを業界では「シャブ漬け」というそうだ。のりピーより、こっちのほうがはるかに深刻な中毒だ。
カテゴリ| ニュース, 引用:えいめセレクション
31日、伊豆諸島・八丈島で最大瞬間風速42.7メートル、千葉県の銚子で29.2メートルを観測した。羽田空港発着の国内線が欠航するなど、交通機関が乱れた。
台風は31日午後3時現在、千葉県勝浦市の南南東約70キロを時速約20キロで北北東に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径60キロ以内が暴風域となっている。〔共同〕
(16:44)
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大林組技術研究所と東大生産技術研究所の研究チームが開発した手法を事業化する。「PERT」と呼ぶ生産や開発のプロジェクト管理手法を活用し、コンピューターで復旧作業の中で最も時間がかかる工程を特定する。復旧までの時間を定め、そのために必要なコストを計算することもできる。
(17:26)
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輸出は45.1%減の33万9652台だった。前年実績を下回るのは10カ月連続。アジア向けは31.2%減で10カ月連続のマイナス、北米向けは31.4%減で12カ月連続のマイナスだった。
(17:31)
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「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の整備計画などを進めていた文部科学省。建設凍結方針を打ち出した民主党の圧勝で先行きは一気に不透明になった。30代職員は「計画が白紙になるのは免れないだろう」と不安と緊張をあらわにする。
(16:00)
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新規株式公開(IPO)に伴う市場全体の需給悪化が警戒され、銀行融資の減少も投資家の物色意欲を後退させた。指数は大引けにかけて下げ幅を広げた。
(16:18)
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31日、伊豆諸島・八丈島で最大瞬間風速42.7メートルを観測した。羽田空港発着の伊豆諸島の離島便が欠航するなど、交通機関が乱れた。
台風は31日午前11時現在、伊豆諸島・三宅島の東約50キロの海上を時速約15キロで北に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心の北東側90キロ以内と南西側60キロ以内が風速25メートル以上の暴風域となっている。
9月1日正午には、暴風域を伴ったまま、岩手県宮古市沖付近に達する見込み。関東は31日昼すぎ、東北の太平洋側は同日夜から暴風域に入る見通しで、1時間に40〜60ミリの非常に激しい雷雨の恐れもある。9月1日正午までの24時間予想降水量は、関東と東北の多い所で200ミリ、北海道では100ミリ。〔共同〕
(14:02)
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総裁選の時期については「拙速に総裁が選ばれることは党の再生にとってよくない」と述べ、特別国会での首相指名選挙後に行うべきとの考えを示唆した。自身の総裁選への立候補に関しては「今の段階では全く考えていない」と語った。
麻生太郎首相は31日、自民党本部での記者会見で、衆院選の敗因について「格差の問題など社会問題に効果的に対応できない自民党政治への不満があった。私自身への不満が党内外にあった」と語った。7月までずれこんだ衆院解散の時期に関しては「景気対策を優先させた判断は間違っていなかった」と述べた。
(14:28)
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同日、両社が統合交渉を進めることで覚書を結んだ。両社がバス事業を分離して統合、共同出資会社を設立する。新会社への出資比率など詳細は今後詰める。
ブランド別の国内商用車メーカーの大中型バスのシェアでは、三菱ふそうが27.5%の2位、日産ディーゼルは12%で4位。統合によりシェアは約40%となり、日野自・いすゞ連合を追走する。
(15:16)
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